湘南地域在住 パーキンソン病と日々向き合う患者家族の会

2020/10/08

睡眠は短くても長くても認知機能低下に関連

event_note10/08/2020 editBy Shonan Nagisa




睡眠障害の要因は明らかになっていないが、睡眠が十分でないことから引き起こされる認知機能低下については解明が進められつつある。睡眠を意識した服薬や日常生活が求められるが、有効な指標は個人ごとに確立することが必要か。


非運動症状の中で、多くの患者に起こる睡眠障害。原因として、運動症状、夜間諸問題・精神症状、日中の眠気(Excessive daytime sleepiness; EDS)、レム期睡眠行動異常症(REM Sleep behavior disorder; RBD)、下肢静止不能症候群(Restless legs syndrome; RLS)、睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea syndrome; SAS)などが挙げられている。

レム期睡眠行動異常症(RBD)は、PDの1/3に症状を認める報告があり、運動機能障害、自律神経機能、認知機能の増悪の因子であるとの報告もある。睡眠障害の要因は多様、エビデンスが十分でない現状。

 

パーキンソン病と睡眠障害 日本神経学会

https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/054120987.pdf


日経メディカル 

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/202010/567435.html