湘南地域在住 パーキンソン病と日々向き合う患者家族の会

2020/11/18

パーキンソン病の初期認知障害とリンクしたキニノゲン-(kininogen)1タンパク質

event_note11/18/2020 editBy Shonan Nagisa


「脳/脊髄を取り巻く液中のkininogen-1というタンパク質のレベルが高い人は,早期の認知障害を経験する可能性が高い,脳脊髄液(CSF)中の216個のタンパク質のレベルを測定」


「今回の研究では、AETIONOMYプロジェクトに参加した特発性(非家族性)パーキンソン病患者69人を 対象に、認知機能に関連するバイオマーカーを探索した。具体的には、脳と脊髄を取り囲む液体である脳脊髄液(CSF)中の216個のタンパク質のレベルを測定した。

認知機能は、主に「神経心理学的状態評価のための反復可能な電池(RBANS)」を用いて評価された。特に、90点以上のスコアは高値(認知能力が高いことを示す)とみなされ、90点以下のスコアは低値とみなされた。」

「最初の統計解析では、研究者らは、低得点者のCSFに有意に高いレベルで存在する3つのタンパク質を同定した:キニノーゲン-1(KNG1)、トロンボスポンジンモチーフ1を持つ崩壊・メタロプロテアーゼ(ADAMTS1)、およびカリクレイン-6(KLK6)であった。」


Parkinson's NEWS TODAY

Kininogen-1 Protein Linked to Early Cognitive Impairment in Parkinson's (parkinsonsnewstoday.com)